このサイトはCookieを使用しています。 サイトを閲覧し続けることで、Cookieの使用に同意したものとみなされます。 プライバシーポリシーを読む>

『Interop 2018』展示・講演レポート

2018.07.06

6月13~15日、幕張メッセで開催された『Interop Tokyo 2018』。出展社数約500社、3日間の延べ入場者数14万3,806人にのぼった同イベントで、ファーウェイは今年もブース出展や基調講演への登壇、最新技術による近未来ネットワーク「ShowNet」への参加により、お客様やパートナーとのオープンな協業を通じたデジタル変革の取り組みと最新のイノベーションをご紹介しました。

日本初披露の製品を数多く展示
5部門でアワードを受賞

ファーウェイのブースでは、クラウド、AI、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、ビデオ解析などのサービス向けに構築された新世代の『Atlasインテリジェントクラウドハードウェアプラットフォーム』、低遅延・ゼロパケットロスを実現する『AI Fabric超高速ロスレスイーサネット』など、日本初公開の製品・ソリューションを数多く展示。5月に発表した新製品、前世代から50%向上したパフォーマンスとより進んだスマートな機能を提供する『ES3000 V5 NVMe SSD』も紹介しました。

優秀展示製品を表彰するBest of Show Awardでは、グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を含む5つの賞を受賞。また、ファーウェイの400GEオプティカルインターフェースを使用して次世代ルーターの性能評価を行ったスパイレント・コミュニケーションズと東陽テクニカのデモが測定部門で準グランプリを受賞しました。

『AI Fabric超高速ロスレスイーサネット』へのグランプリを受け取るファーウェイ ネットワークR&D部門プレジデント 劉少偉(スウィフト・リュウ、左)

『Atlasインテリジェントクラウドハードウェアプラットフォーム』への準グランプリを受け取るファーウェイ・ジャパン 法人事業本部 本部長 盧永平(ロビン・ルー、左)

クラウドコンピューティング部門 グランプリ
『AI Fabric超高速ロスレスイーサネット』


サーバー&ストレージ部門 準グランプリ
『Atlasインテリジェントクラウドハードウェアプラットフォーム』


マネジメント&モニタリング&テスティング部門 準グランプリ
“世界初”400GEオプティカルインターフェース ファーウェイ・東陽テクニカ・スパイレント・コミュニケーションズの3社協力でテスト成功


ネットワークインフラ部門 審査員特別賞
業界トップクラス最高密度のネットワークスライシングルーター 『NetEngine 40E-M1A』


5G部門 審査員特別賞
5G Readyのテラビット級高性能高密度小型省エネルーター『NetEngine 40E-M2K』


パートナーとの協業の成果を紹介
ブース講演も盛況

ブースではインテル、伊藤忠テクノソリューションズ、兼松エレクトロニクス、スキャリティ・ジャパン、ソニービジネスソリューション、日本ビジネスシステムズ、日本マイクロソフト、阪神電気鉄道の8社のパートナー企業が、企業のマルチクラウド、HPC活用を支える各種ソリューションを紹介したほか、ブース内ステージで講演を行いました。

ブースではパートナー各社がソリューションを紹介

またブース講演のスペシャルゲストとして、東京大学大学院情報理工学系研究科教授の江崎浩氏、慶応義塾大学情報環境学部教授の中村修氏、東京大学情報基盤センター准教授の関谷勇司氏も登壇し、グローバルICT業界の最新動向やShowNetにおけるファーウェイの貢献について講演してくださいました。

ブース内のステージではパートナー各社に加えスペシャルゲストが講演を行った

デジタル変革に向けた最新の取り組みを共有

基調講演には、ファーウェイ ネットワークR&D部門プレジデントの劉少偉(スウィフト・リュウ)と法人向けICTソリューション事業グループ データセンターマーケティング&ソリューションセールス部門バイスプレジデントの董理斌(ウィリアム・ドン)が登壇しました。

劉は「ファーウェイのIntent-Driven Network」をテーマに、ユーザー目線で能動的にビジネスインテントを識別し、エンドツーエンドでのネットワーク自動設定、ユーザー体験のリアルタイム感知、予測分析により最適化を行うファーウェイのIntent-Driven Networkについて解説しました。

董は「インテリジェントITが導くデジタルな未来」と題し、ファーウェイが未来に向けて構築するインテリジェントITプラットフォームについて、各国の事例を交えながら紹介しました。

基調講演に登壇する劉少偉(左)と法人向けICTソリューション事業グループ データセンターマーケティング&ソリューションセールス部門バイスプレジデント 董理斌(ウィリアム・ドン)

ShowNetには4年連続でトップクラスの貢献

出展企業が2,600台以上の製品とサービスを提供し、約450名ものトップエンジニアが設計、構築、運用に携わる会場内ネットワークである「ShowNet」にファーウェイも参加しました。4年連続でトップクラスの貢献という成果を挙げ、未発売製品であるテラビット級高性能高密度小型省エネルーター『NetEngine 40E-M2K』を含む計20台以上の機器を、バックボーンネットワークからサーバーまで主要なパートすべてに提供。また、昨年Best of ShowNet Award特別賞を受賞した地域BWA基地局を、今年も阪神ケーブルエンジニアリングと共同で会場内に2局設置し、IoT基盤用ネットワークを提供しました。

ShowNetには20台以上のスイッチ、ルーター、サーバーを提供。地域BWA基地局も設置した