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ファーウェイの法人向けICTソリューション事業、前期比35.1%の高速成長を生み出す働き方とは?

2018.07.06

ファーウェイの3つの事業の柱のなかで、最も高い成長が続く「法人向けICTソリューション事業グループ」。幅広い製品群とオープンな協業で、デジタル変革時代を迎えた多様な業種の企業をサポートしています。「上司があれだけがんばっていると、自分もがんばらなければとやる気になる」――管理職も1プレーヤーとしてゴールに向かってひた走る姿勢が、成長の源泉となっているようです。
同事業の成長を支えるファーウェイ・ジャパン法人ビジネス事業本部の中堅社員の働き方をご紹介します。

佐藤 祐樹(さとう・ゆうき)
法人ビジネス事業本部 第二営業本部
アカウントマネージャー
国内サーバー・ストレージベンダーでの営業職を経験後、データセンター事業者で約20人の営業チームをマネージャーとしてまとめていた頃にファーウェイのエンタープライズ製品に出会う。その後、システムインテグレーターを経て、2017年12月にファーウェイ・ジャパン入社。共働きの妻と子どもの4人家族。37歳。

桝田 瑞生(ますだ・みずき)
法人ビジネス事業本部 デリバリー&サービス部
シニアエンジニア
新卒でシステムインテグレーターに入社。7年間、システム構築とサポート業務を経験後、外資系企業への転職を希望して2016年4月にファーウェイ・ジャパン入社。2017年、社内表彰制度においてプロジェクトチームでMarket Breakthrough賞とSolution Innovation賞を受賞。また、複数のIT資格を保有する。昨年、男の子のパパとなった。31歳。

前田 大輝(まえだ・だいき)
法人ビジネス事業本部 第二営業本部
アカウントマネージャー
新卒でシステムインテグレーターに入社。4年間の勤務の最後にファーウェイ・ジャパンのパートナー担当窓口となる。その後、インターネットサービス事業者を経て、2016年6月にファーウェイ・ジャパン入社。2017年に桝田氏とともにプロジェクトチームでMarket Breakthrough賞を受賞したほか、成績優秀者として個人表彰も受ける。大の野球ファンの28歳。


管理職はベンチャー企業の
プレイングマネージャーのよう

Q. 自己紹介をお願いします。

佐藤: ファーウェイは重要顧客に直接アプローチしてビジネス機会を開拓するハイタッチセールスとパートナーセールスの2軸でビジネスを進めていますが、私はハイタッチのチームで新規業界の開拓を担当し、サーバー、ストレージからネットワークまで幅広い製品をお客様の課題にあわせて提案しています。

前田: 佐藤さんと同じハイタッチセールスチームに所属しています。

桝田: 重要顧客向けのアフターサポートとその全体管理を担当しています。アフターサポートと言っても、ファーウェイではセールスチームと一緒にお客様の製品導入前からプロジェクトに参加し、導入後の稼働状況の確認、お客様からの質問への回答と対応の進捗管理など、迅速かつ的確なサポートを行っています。また、パートナー向けトレーニングなども担当します。

Q. 入社のきっかけは?

桝田: 以前から外資系への転職を希望し、新卒で入社したシステムインテグレーター(SIer)に勤めるかたわら、英語を独学していました。人材会社から紹介され、初めてファーウェイのことを知りましたが、面接初日にとんとん拍子で話が進み、2回目の面接で入社が決まりました。

佐藤: データセンター事業者に勤めていた際にファーウェイのサーバー製品を扱い、お客様にも高い性能にご満足いただいていました。その後、人材会社から世界的なクラウド事業者とファーウェイの2社を紹介され、最初は悩んだのですが、会社の将来性と新規案件を開拓できることに魅力を感じ入社しました。

前田: SIerに勤めていた時にファーウェイ製品を取り扱うパートナーとして本社を見学する機会があり、グローバル企業としてのスケール感とスタッフのパワーに感銘を受けていたので、知人から募集情報を聞いて興味を持ちました。ちなみに父と私は大の野球ファンで、ファーウェイがソフトバンクホークスのトップスポンサーだと知ると、父も喜んでいました。

Q.職場の雰囲気はいかがですか?

桝田: 初めての外資系企業でしたが、戸惑いはありませんでした。多様な考え方に触れられるのは面白いですね。プロジェクトでお客様に提出する資料はチーム全員に見てもらうのですが、中国出身の同僚からは、考えもしなかった良い意見をもらうことが多いです。

前田: 全員がしっかりと動き、ビジネスに貢献しているので、気持ちが良い職場です。歓送迎会や家族も参加してのBBQなどチームビルディングを目的としたイベントなどもあります。

佐藤: メンバー同士が緊密に連携して業務に当たるので会議も少なく、私には合っています。社外でもリモートでも仕事ができる環境があり、うまく時間をやりくりして業務を進めやすいです。少し早めにあがって子ども2人を保育園に迎えにいくこともあります。家族を優先できる雰囲気がありますね。


Q. 昨年はファーウェイの初任給が話題になりましたが、実際は?

佐藤: 外資系の同業他社と同水準ではないでしょうか。ユニークなのは、各事業グループで年間10件以上、プロジェクトごとのインセンティブがあることです。セールスだけでなく、サポートも含めてプロジェクトの全員が対象となるので、士気がぐっと高まります。

Q. 前田さん、桝田さんは昨年、重要顧客向け新規プロジェクトを担当されましたが、どのような経験となりましたか。

前田: 提案から検証、導入拠点での実地確認まで、新規案件に一から携われたのは貴重な経験でした。お客様にもファーウェイにも大きなチャレンジとなるプロジェクトで、検証の過程で厳しいご指摘もいただきましたが、本社の開発担当者を含むチーム全員で議論し、課題を解決した時には会社の底力を感じました。入社2年目で重要プロジェクトに参加するチャンスをくれた上司にも感謝しています。ファーウェイは大企業ながら、ベンチャー企業のように管理職もプレイングマネージャーとして日々現場で動いているので、彼らの背中を見ながら多くを学びました。上司があれだけがんばっていると、自分もがんばらなければとやる気になります。

桝田: お客様に頼りにしていただきやりがいを感じました。信頼関係のできたお客様とは製品導入後の運用を一緒に確認できるため適切なサポートを提供しやすく、良い結果が得られるという好循環も生み出せました。


Q. 佐藤さんはIT業界での経験も豊富ですが、新規案件を担当したいという希望は叶っていますか。

佐藤: はい、いま新しい業界にアプローチを始めています。新規のお客様はファーウェイの製品をご存知ないことが多いのですが、グローバルでの実績を活かしつつ一から信頼関係を築き、ビジネスを創れるのはやりがいを感じます。入社したばかりの社員でも信頼して責任と裁量を与えてもらえるので、新たな挑戦がしやすい環境だと思います。

お客様志向の理念が息づく動く会社

Q. ファーウェイの法人向け事業はお客様にどのような価値を提供していると思いますか。

前田: 製品の信頼性です。通常、お客様はIT機器を3年程度でリプレースされますが、導入からまもなく3年経過というお客様にお聞きしても製品の故障が少ないと聞きます。障害発生を低減する製品設計を取り入れ、故障の原因となりやすいコンデンサーなどには耐久性に優れた日本製を多数採用し、ハードウェアそのものの信頼性を向上しています。

佐藤: ファーウェイは製品にも営業スタイルにも、企業理念である「お客様志向」が浸透していると感じます。お客様に製品を提案する際にも、メーカー仕様を押しつけることなく、ご要望にあわせて対応するという踏み込んだスタンスをとっています。

桝田: 社内には疑似環境でストレージやスイッチをシミュレーションできる優れたツールがたくさんあり、お客様により良いサポートを提供する上でも効果的です。

自ら学び、行動する人ならば
会社と一緒に成長できる

Q. 今後の目標は?

佐藤: お客様のIT環境でクラウドとオンプレミスが混在しているなか、幅広いポートフォリオと世界で培った豊富な実績を持つファーウェイの価値を訴求していきたいと思います。AI、FinTech、ブロックチェーンなどの新技術を使ったサービスのトレンドにも注目しています。

前田: 私は営業という仕事が好きです。とはいえまだ発展途上なので、たくさんのチャンスとチャレンジを与えてくれるファーウェイでさらに経験を積み、この仕事を極めていきたいです。

桝田: こういうのは恥ずかしいので、遠慮させてください!ちなみに社内の手相を占える先輩によると、私に向いているのは音楽関係か宇宙飛行士だそうです(笑)。

Q. ファーウェイで働きたいと考えている人にアドバイスをお願いします。

桝田: 研究開発に携わる社員が全社員の45%という、エンジニアには嬉しい会社です。環境が目まぐるしく変わるので、変化に適応できる人が向いていると感じます。

前田: ファーウェイには、ここで働いていることに誇りを持っている社員が多いです。そういう上司、先輩、同僚の働き方に刺激を受けながら、自分で学べる人は成長できると思います。

佐藤: 社会を支えるICTインフラを技術力とお客様志向で展開し、世界で認められるようになった会社です。すでにある仕事をこなすのではなく、自ら仕事を創っていける人は、会社と一緒に成長する機会を得られるのではないでしょうか。

IT in Chinese~IT用語を中国語で覚えよう!


サーバー 「服務器」


ストレージ「存儲」


スイッチ「交換机」

「服務」=サービスをしてくれる機器。
ファーウェイの『Fusionシリーズ』サーバーは世界シェア第3位を獲得しています。

「儲」=貯蓄。データをしっかり保存するイメージが伝わります。
『OceanStorシリーズ』などのストレージ製品は、ガートナーのマジッククアドラントで「リーダー」に位置付けられています。

こちらもイメージしやすいですね。ちなみにルーターは「路由器」です。
『CloudEngineシリーズ』はデータセンタースイッチ市場で世界シェア第3位を獲得しています。


クラウド「云(雲)」


IoT「物聯網)」


人工知能(AI)「人工智能」

プライベートクラウドは「私有云」、ハイブリッドクラウド「混合云」です。
OpenStackベースのクラウドOS『FusionSphere』を提供するファーウェイは、2017年11月、OpenStackユーザーが選ぶクラウドベンダーでトップになりました。

モノを「網(ネットワーク)」で「聯(つなぐ)」ので、モノのインターネット。
ファーウェイの『OceanConnect』IoTプラットフォームは英IHSマークイットの調査で「リーダー」に位置付けられています。

AIは中国語でもそのまま。ちなみにビッグデータは「大数据」です。
ファーウェイの『FusionInsight』ビッグデータ解析プラットフォームは米IDCの MarketScapeの中国ビッグデータベンダー評価で首位に選ばれています。